2017年、9月
我々は７日間の南イタリアへの新婚旅行に出かけた。
旅先は、色々と検討したが
海鮮とワインを片手に海を眺めてゆったりできる場所に行きたかった。
と、口ではかっこいいことを言ってみたものの
私にとっての海外旅行は、19のときに専門学校から参加した研修旅行以来。
旅慣れない私たちの新婚旅行計画が始まります。
イタリアンバカンスの予約は
「イタリアン地中海センター」で観光予約をしました。
自分たちの行動をに合わせ航空機の予約をはじめ
現地での移動ドライバーなど渡されたバウチャーをフロントに渡すだけで
全てが快適に過ごせるような準備を整えてくれるプランを組んでくれます。
いわば、通訳・予約管理を日本から行ってくれるようなものです。
その分、仲介手数料がかかりますので旅慣れた方には不要かと。
成田空港からアリタリア航空を利用しローマへ。
ローマにて約2時間の待ち時間を経てナポリ空港へ向かいました。
アリタリアの機内食はイタリアンテイスト。
機内ではほとんどの人がワインを楽しんでいた。
あっという間にローマ空港に到着。
数時間しか滞在しなかったローマ空港は建築がすごくかっこよかった。
1階と2階の断面がまるで違う写真のよう。
広くて機能的な空間がとても心地よかった。
ローマから国内線に乗り、ナポリに着いたのは夜の22時過ぎ。
その晩はナポリのホテルに宿泊しましたが、
翌朝すぐにアマルフィ海岸へ出発となるため、ナポリでの滞在時間は数時間。
アマルフィ海岸で３泊過ごした後、最終日にナポリを観光する予定になっていたので少しでも雰囲気を把握しておきたく
翌朝は、早起きをしてホテル周辺を散歩しました。
ホテルの窓からはベスヴィオ火山と海と。
まだ起きていないナポリの街並みがとても美しかった。
10時になると
アマルフィまで車で送迎してくれるドライバーさんがホテル前にやってきた。
荷物を乗せると
早速我々はアマルフィ海岸に向って出発した。
さっき窓から見ていたベスヴィオ火山の真横を通り、地中海方面へ。
運転手は、ものすごいスピードで高速道路を進んでいた。
気がつくと私は思いっきり車酔いをしていた。
高速道路を降りたお思うやいなや
お次は山みち。
アマルフィへのアクセスは、
山の崖沿いに続く細い道をグルグルと回りながら上昇し
峠を越えるとまた山に沿って降る道を行くしかなかった。
山沿いの道は、車が２台すれ違うのがやっとな幅。
そこをF1カーのごとくビュンビュンに飛ばす。
私はホテルに着く寸前にドロップアウトした。
乗り物に弱い方は、酔い止めを飲んでいても酔ってしまう可能性があるので
事前にドライバーに伝えるか、現実的ではないかもしれませんがレンタカーを借りることをお勧めします。
そんなこんなでアマルフィ海岸へ到着。
海岸沿いには、カラフルな住宅やお店ホテルが山肌にびっしりとそびえ建っている。
その正面にその正面に見える海は真っ青でどちらを見ても絶景。
私たちが宿泊したのは
アマルフィ海岸沿いに建つ
Hotel aurora（アウロラ）
３泊4日このホテルに滞在するとのことで
２階の角部屋、おそらく一番いい部屋に通してもらうことができた。
一通りホテルの中を物色すると
海を眺めに出かけた。
お昼ご飯には地元の少年たちらしき人が群がるピザ屋さんでトマトとチーズのリザをほおばった。
そもそもアマルフィはイタリアの南側に位置している。
ドゥオモと呼ばれる大聖堂を中心とした一本道が
一番のにぎわいを見せている。
地中海で育った海鮮や太陽の陽をたっぷりと浴びて
通常よりも大きく育ったレモン、トマト、など
新鮮な料理がいただけるのがとても魅力的。
レモンのフレッシュジュースを飲みたい！と思い立ち
歩いているといくつものお店に出会ったが
路地裏にポツンと立っているレモンいっぱいのお店をみつけた。
お店に入ると陽気な店員さんが出迎えてくれ
「イラッシャイマセ〜」と悠長な日本語で挨拶をしてくれた。
話によると、日本が好きで日本語を少し勉強しているとのこと。
おかげで、少しホッとすることができた。
店内には美味しそうなジェラートやフルーツがたくさん。
天然の甘みと、果肉がたまらなくフレッシュでした。
アマルフィでは、お土産屋さんも充実しているものの
全く同じものが安価で買えるスーパーがみやげ店としても魅力的でした。
また、海岸沿いにはコンビニや、深夜までやっているスーパなどはほとんどないので、夜の晩酌などを考えている人は日中に買い出しをしておくことをお勧めします。
美味しそうなハムやチーズがたくさん。
アマルフィ海岸沿いを通ってホテルに戻る途中にあった小洒落たレストランで
フィッシュ&チップスでもつまもうかという話になり、休憩がてら店に入った。
ホテルへ戻ると、雨が降ってきた。
時差ボケで少し疲れていた我々は
次の日に備えて早めに就寝することにした。
アマルフィ２日目は
バスでポジターノまで行く予定だった。
天気予報によると
明日は波が高く、記録的豪雨になるらしい。
私たちはただただ、祈ることしかできなかった。
ハネムーンは絶景のアマルフィ海岸でイタリアンバカンス （Vo.2）へ続く
